星猫くるる HOSHINEKO KURURU

CHARACTER

アーネ

アーネの全身イラスト

所属作品:カードアース

アーネは、『カードアース』のシックス編に登場する、マーフォークという人魚系種族の癒し手です。ゲームの中で季節の行事を配信するシックスたちを、初配信の頃から静かに見守ってきた常連視聴者。句読点まで丁寧なコメントから「敬語の人」と呼ばれていた彼女が、ひな祭りの夜、会場の庭園へ姿を現します。誰がひな壇の最上段に座るかで騒いでいた仲間たちも、アーネがそこに収まると自然に納得してしまいます。けれど、その落ち着きは声や振る舞いだけのものではありません。毛氈のしわを直し、燭台を少し動かすだけで、借り物の会場を誰かの部屋のように感じさせる。人が何を見て、どんな気持ちでそこに座るのかに目が届く人です。配信が盛り上がることと同じくらい、聞いている誰かが安心して休めることも大切にする。にぎやかな輪に加わっても自分のゆっくりした調子を崩さない、その距離感がアーネの持ち味です。

声だけでなく、居心地を整える

ひな壇の燭台を動かす小さな手つきには、内装への感覚が表れています。この世界では、家具の置き方によって光の当たり方や足音の響き、視線の逃げ場まで変わります。アーネが整えるのは、見栄えだけでなく、そこにいる人が落ち着ける空間。コメントを読み上げるときにも声の聞こえる位置を工夫し、眠くなった視聴者には「あらあら」とやさしく応じます。眠れない夜の人が眠れるなら、それも配信の意味だと考えています。

「くん」「ちゃん」で近づく人

シックスには「シックスくん」、サナナとマイには「ちゃん」をつけて呼びかけます。ちらし寿司をおいしそうに食べるシックスを褒め、彼の桶に海老を足したサナナの気遣いにも気づく。言い合いの勢いに巻き込まれず、「ふふ。仲良しねえ」と受け止める返事が、三人との会話に違う間合いを生みます。ひな祭りの夜には、シックスの誘いを受けて、ギルド「ハーレム」の仲間になります。

いま、一緒にいることを大切に

ゲームの外のことを聞きかけたマイが謝ると、アーネは「ふふ。いいのよ」と返します。「わたしは、ここにいるだけよ」という言葉に、シックスもそれ以上を尋ねません。誰かの事情を探るより、いま同じ場所で食事をし、声を聞いている時間を味わう。初めて読むときは、アーネが何を話すかとともに、相手に何を言わせずに済ませているかにも注目してみてください。

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