CHARACTER
ロロ
所属作品:カードアース
ロロは、『カードアース』のレナティア編に登場する、ギルド「CE7743(カードアース名無しさん)」のマスターです。多くのプレイヤーが「ナナシ」を名乗る島で、新人に気さくに声をかけ、仲間を増やしています。英雄に憧れて旅を始めたレナティアと、彼女と行動をともにする狸も、その勧誘を受ける二人。大きなギルドを自慢し、軽い調子で話を進めるロロですが、名乗っただけで周囲に笑われたレナティアの名前を、彼は笑いません。頭上に並ぶ四角のような文字も、実は伏字ではなく、カタカナの「ロロ」。匿名が当たり前の場所で、自分もこっそり名前を持っているのです。初対面から調子のよい言葉が飛び出す一方、二人を迎えるときに語るのは、誰が来ても「ただいま」と言えるギルドを作りたい、という願い。冒険の行き先を探す新人たちに、帰ってこられる場所を示す人物です。その軽口と、ときおりのぞく真面目さの両方が、序盤の出会いを温かくしています。
名前を呼ぶための名前
ロロは、レナティアが自分の名前をつけていることに気づくと、「レナティアさん」と呼び、その由来を尋ねます。ただし、現実の名前に踏み込みかけたところでは、自分で言葉を止めます。この島で聞くのは野暮だと分かっているからです。匿名でいたい人の距離感を知りながら、名乗る相手も受け入れる。自分の名を耳打ちで教える場面には、その両方を大切にするロロらしさがあります。
軽口の先にある、帰る場所
「やあやあ」「ねえ」「だろ」と、ロロの言葉は軽快です。レナティアをいきなりお嫁さんに誘って即答で断られ、狸に笑われるなど、勧誘はすんなり格好よくは決まりません。それでも二人をギルドへ連れて帰り、談話室を「うちの巣」と紹介します。初めにレナティアが足を踏み入れたときはよそよそしかった場所が、ロロと戻ることで少し違って見える。三人の掛け合いと、その前後で変わる周囲の反応に、仲間に加わる小さな一歩が描かれています。