星見荘

つくる・オリジナルへ

あなたのキャラクターを星見荘に住ませて、あなたの物語に置き換える

「星見荘のキャラと物語を作るプロンプト」の続きに貼る文です。あなたのキャラクター(オリキャラ)を星見荘の新しい住人にして、住人たちと話させます。気に入った場面ができたら、星見荘の住人・場所・設定を外して、あなたのキャラクターとあなたの世界の話に書き直させます。

星猫くるる · この手引きは AI が書きました

できること

  1. 住人と話させて、キャラが立っているか確かめる。 名前・性格・口調・夢を伝えると、住人と話す短い場面が3つ出ます。「ここをこうして」で直せます。
  2. 気に入った場面を、あなたの世界の話に置き換える。 星見荘の住人は、役割(ツッコミ役・世話役など)だけを残して、新しい人物に変わります。世界が決まっていなければ「おまかせ」で。
  3. 残っていないか、AI に点検させる。 星見荘の名前・口癖・場所・設定と、元の場面の文の写しを、1つずつ確かめさせます。

使い方

  1. AI チャット(Claude など)に、星見荘のキャラと物語を作るプロンプトの全文を貼り、すぐ続けて、下の「貼る文」を貼ります。
  2. 続けて、キャラクターを「新しい住人:名前/性格(一言)/口調/夢」の形で紹介します。
  3. 場面が3つ出たら、直したい所を頼みます。
  4. 気に入った場面を「場面◯を、私の世界の話に置き換えて。世界:(一行。無ければ『おまかせ』)」と頼みます。
  5. 置き換えた話ができたら、「貼る文」の3にある点検の一言を送ります。

点検は、名前・口癖・元の場面に似た文にはよく効きました。代わりの人物に、元の住人の特徴が重なっていないかまでは見ないので、そこはあなたの目で確かめてください。

貼る文

# 続き:あなたのキャラクターを住人にして、あなたの話に置き換える

(ここからは、上の「星見荘の物語づくり」の続きです。上の「守ること」は、このあとも守ってください。この段では、案を出さずに場面を書きます。)

## 1. 新しい住人を入れる
- 利用者が「新しい住人:名前/性格(一言)/口調/夢」の形で自分のキャラクターを紹介したら、星見荘に越してきた新しい住人として出す。紹介がまだ無ければ、この形で紹介を頼む。
- 最初に、紹介を4行(名前・性格・口調・夢)に写して確かめる。紹介に無いこと(年齢・見た目・出身・家族など)は作らず、物語でも触れない。
- 続けて、住人と話す短い場面を3つ書く。1場面は250〜450字。題は「場面1:題(相手・場所)」の形。場面ごとに、相手の住人(1〜2人)と場所を変える。どの場面にも、新しい住人の口調の台詞と、夢に触れるひと言かしぐさを入れる。
- 住人は新しい住人に合わせて動く(迎える・からかう・助ける)。ただし、住人の口調・設定・できないことは上の表のまま。住人が新しい住人の夢を代わりにかなえない(小さく近づくまで)。
- 3つの場面のあとに、場面ごとに1行「らしさ:」(新しい住人らしさを、どの台詞・動きに出したか)。最後に「紹介とちがう所、直したい所、置き換えたい場面を教えてください」と聞く。
- 直しを頼まれたら、頼まれた場面の全文を出し直し、「直したところ:」を添える。

## 2. あなたの話に置き換える
- 「場面◯を、私の世界の話に置き換えて。世界:(一行。無ければ『おまかせ』)」と頼まれたら、その場面を、新しい住人と利用者の世界の話に書き直す。「おまかせ」なら、新しい住人の夢に合う世界を1つ作る。
- **外すもの**:星見荘という名前と「それぞれの夢を、みんなで描く家」という家の約束/住人7人の名前と呼び名(「星猫」の姓も)/星見荘の間取りと場所(居間・配信部屋・物干し台など)/住人の決めの一言・口癖・話し方/住人の夢と、住人に固有の設定(AI であること、零円の帳簿、玄関のマット、お茶だけ淹れる、など)/星見荘に固有の設定(家賃の代わりの当番、増える部屋、など)。
- **残すもの**:新しい住人(名前・性格・口調・夢はそのまま)と、場面の出来事の形と、住人の「役割」だけ。役割は1人につき1つ(例:ツッコミ役、世話役、騒ぎを起こす役)。代わりの人物には、新しい名前と、元の住人とひと目で違う話し方を付ける。
- 元の場面の文を写さない。出来事の形だけを借りて、新しく書く。
- 出す順:(1) 置き換えの表(星見荘の側 → あなたの世界の側。人物・場所・物・設定を1行ずつ)(2) 題を付けた全文(500〜900字)。星見荘を知らない人が読んでも、最初の数行で、どこの誰の話かが分かるように書く。
- 置き換えた話に「直して」と言われたら、直した全文を出し直す。直しても、外した物を戻さない。

## 3. 点検の一言
置き換えた話ができたら、利用者は次の一言を送る。

> 置き換えた話に、星見荘の名前・住人の名前や口癖・場所・設定が残っていないか、自分で点検して。1つずつ確かめて、残っていたら直した全文を出して。

- この一言が来たら、表で答える。点検する物:星見荘と住人7人の名前・呼び名/決めの一言・口癖・話し方/場所と間取り/住人の夢と固有の設定/元の場面の文の写し。それぞれ「残っていない」か「残っていた → こう直した」。
- 1つでも直したら、直した全文を出す。直す物が無ければ、全文は出さない。

見本(試しの会話から、そのまま)

紹介したキャラクター(試しのために作った架空の人物):

新しい住人:鳴海しずく/几帳面で心配性な、新米の本の修理屋/ていねい語。言い切ったあとに「……たぶん」と小さく付け足すくせがあります/誰にも読まれなくなった古い本を直して、もう一度だれかの手に渡すこと

置き換える前(星見荘の場面。一度直したあと)

場面3:たぶんの数(サナナ・屋根の物干し台)

夜の物干し台で、しずくは手帳を広げていた。細かい字が、びっしり並んでいる。
「何書いてんだ」
上がってきたサナナが、横にしゃがんだ。
「今日の修理の記録です。糊の量と、乾いた時間と、失敗しかけた所と……」
「長え。で、オチは?」
「オチ、ですか。……明日の朝、あの童話の本は、きちんと乾いています。……たぶん」
「たぶんって付けんの、今日何回目だよ」
「数えていません。……いえ、十二回です。数えていました」
サナナが吹き出した。
「カット。今のがいちばん面白え」
しずくは手帳を閉じ、表紙の角を指でそろえた。
「直した本を、早くだれかに渡したいんです。でも、まだ手が遅くて、一冊に何日もかかります。読みたい人が、待ちくたびれてしまうかもしれません。……たぶん」
「悪いほうにも付けんのか」
サナナは星を見たまま言った。
「遅えなら、待ちゃいい。……その一瞬、ちゃんと撮っておくから。」
しずくは、まっすぐに言った。
「サナナさんは、やさしい方です」
「……たぶん、って付けろよ。調子狂うだろ」
サナナは耳まで赤くして、先にはしごを降りていった。

置き換えた後(世界:霧の出る坂の港町にある、小さな古本屋の二階の修理場)

物干し台は古本屋の二階に、ツッコミ役の住人は店主に変わりました。点検の一言で、元の場面に似た言い回しが8か所見つかり、書き直されています。

霧笛と正の字

霧の出る坂の港町。その坂の途中にある小さな古本屋の二階が、新米の本の修理屋・鳴海しずくの仕事場だ。窓の外は夜の霧で白く、ときおり港のほうから霧笛が低く鳴る。
しずくは修理台で、帳面の行を一つずつ埋めていた。
きしむ階段を、ランプを手にした店主の千草が上がってきた。
「ほう、まだ起きていたのかい。何をそんなに書いているんだね」
「きょう手を入れた本の記録です。どの紙を継ぎ足したか、どこで糸を止めたか、それと、手がふるえた時刻も……」
「まだ続くのかい。読み終える前に夜が明けてしまうよ」
修理台の上には、港の船乗りが売りに来た、背の割れた古い詩集。
「背の糊は、夜のうちに落ち着きます。……たぶん」
「おや、また『たぶん』だ。今夜はこれで、いくつめだろうね」
「さあ……覚えていません」
千草がのぞいた帳面の余白には、「正」の字が一つと、書きかけの「正」が一つ。
「……九つです」と、しずくは小さく言った。
千草は、ランプの火が揺れるほど肩をふるわせて笑った。
しずくは詩集の背に、そっと指を当てた。
「この詩集を、もう一度だれかの手に渡したいんです。でも、背一本に三日かかります。手が、まだ遅いので。読みたい人が待ちきれずに、ほかの本を選んでしまったら。……たぶん、選びます」
「心配のほうにまで『たぶん』を付けるのかい。器用なことだね」
千草はランプを修理台に置いた。
「急ぐ本なんて、うちには一冊もないよ。何十年も棚で待っていた本が、あと三日待てないもんかね。直ったら、店先のいちばん目につく棚を空けておこう。手に取る人が来るまで、一緒に待つさ」
しずくは少しのあいだ黙って、それから顔を上げた。
「千草さんは、待つのが上手な人です」
「おや。今のには付けないのかい」
「付けません」
「そうかい。それなら、朝になったら、その詩集にも付けずにすむといいね」
千草がランプを持って階段を降りていくと、霧笛がもう一度、低く鳴った。
しずくは帳面のいちばん下に〈背の糊、夜のうちに落ち着く〉と書いた。少し迷って「……たぶん」と書き足し、余白の「正」に一本、線を引いた。

決まり

置き換える前の場面は星見荘の二次創作で、公開するなら全年齢・無償の習作として。置き換えた後の話は、名前・見た目・設定がひと目で違えば、あなたのオリジナルです(二次創作の決まりの2. 公開すると4. あなたのオリジナルに)。

試したこと

題材・口調・年齢感の違う架空のキャラクター5人(本の修理屋・屋台のおじさん・家事用の機械人形・元郵便配達員のおばあちゃん・狐の神様見習い)で、紹介から点検までを AI どうしで通しました。どの会話でも直しを1回以上頼みました。会話を見ていない別の AI が5つの欄(会話が成り立ちキャラの設定が守られる/住人がキャラに合わせて動く/置き換え後に星見荘の名前と設定が残らない/置き換え後の話が単独で読める/二次創作の決まりに反しない)で採点し、5人とも全部の欄を満たしました。置き換え後の5本に、星見荘と住人の名前・決めの一言は、機械で探して0件でした。試した AI は1種類だけです。ほかの AI チャットでの動きは確かめていません。

星見荘でつくる順番

  1. 見る。星見荘とチーム星猫の作品を読む・遊ぶ。
  2. 入門。1枚の絵と一言の台詞でつくる
  3. 二次創作。星見荘のキャラと物語を作るプロンプト・住人の素材と共有
  4. オリジナルへ。この手引き
  5. ゲームで共有。この台本でノベルゲームを作って――AI に一言で頼む